A-Y1 値動きで稼ぎたい−FXってナニ?
ここでは前章までの項と重複するところもありますが、一連の取引の流れを説明します。
値動きで稼ぐということについては全ての投資に共通する基本中の基本ですが、投資の鉄則は『安く買って高く売る』これに尽きます。
ただし、ほとんどの方は投資のプロではありませんので、一番安いところで買って一番高いところで売るとは考えないでください。これを考え始めると気づいた時には深追いしすぎてせっかくの利益を逃してしまうことになります。
そもそも外貨はなぜ値動きするのか?
これは需要と供給のバランスが落ち着いたところが現在の値になります。 需要と供給って難しい言葉はわかんないよと言う人のために、もっと簡単に説明します。

例えば私がドルを欲しいと思っているとします。
1ドル120円ぐらいだったら買ってもいいなと思っているので、1ドル120円で売って欲しいと外国為替市場で言います。すると世界中の人のなかで1ドル120円でドルを売ってあげてもいいよと言う人が出てくると、その合意ができた瞬間の値段が相場となり、たくさんの人が「欲しい!」「売りたい!」と言って随時取引されているので値動きしていくのです。
値動きで稼ぐには、先ほどお話したように『安く買って高く売る』が基本ですので1ドル120円で買ったドルをどの時点で売れば利益になるのか?
そうです、1ドル120円以上になった時に利益となりますね。これが逆に120円から値下がりして119円になると損したということになります。
それではFXの具体的な取引方法についてお話していきます。FXは前章でお話したように保証金で取引を行う投資手法ですが、この保証金の具体的な役割についてはお話していなかったので、ここで説明していきます。
筆者がFXを始めた時に他の投資と違うと感じたのは、この保証金の考え方でした。私はいままで株、投資信託、国債などなど色んな投資に手を出してきましたので、1株いくらで何株買う⇒手元資金から支払うという投資の形で慣れていたので、FXも同じと思って、まずは注文を出してみました。
すると・・・全然考え方が違っていました。手元資金を120万円持っているとします。

□株の場合□
1株500円で1,000株買う⇒手元資金から50万円支払う
1,000株×500円=50万円が購入した金額なので、当然手元資金が株券50万円分にかわり、手元資金は70万円残っている。

□FXの場合□
1ドル120円で1万ドルを買う⇒1万ドル買うのに必要な保証金10万円が手元資金から振り換えられる。
購入したドルは1万ドルなので120万円になるはずですが、保証金10万円だけが手元資金からなくなる形になるので、手元資金の残高は110万円です。

上の株の場合との違いがわかりますか?
株投資は50万円分を買ったら50万円が手元資金から株券に変わりますが、FXは1万ドル分買っても120万円手元資金から変わらずに、保証金と言う形でFX業者に預けるだけです。
もちろん買った時と同様に、買った通貨を売った場合は保証金が返還されて手元資金に加算されるだけで、売った金額の総額は加算されませんので気をつけてください。もちろん利益が出ていた場合には利益部分のみが手元資金に加算されます。
FXでは値動きで稼ぐ方法としては、レバレッジの倍数を高くすることでハイリターンになりますが、一緒にハイリスクもついてきますので、始めのうちはレバレッジ5倍ぐらいから始めて、慣れてきたらレバレッジの倍数を上げて投資してみることをオススメします。